【ココロヤミインタビュー】1stデジタルEP『YAMIONE』リリース記念、歌う理由は“誰かのHAPPYのため”

チャンネル登録者数71万人を超える人気VTuberミライアカリ。彼女の友人として、ときおり動画に登場していた瓜二つの女の子、ココロヤミが8月3日(水)に1stデジタルEP『YAMIONE』をリリースし、本格的に音楽活動をスタートさせる。ファッション、アート、グラフィティにHIP HOP。様々なジャンルのクリエイターとともに、プロジェクトを始動させる彼女だが、素顔はベールに包まれたまま・・・。ミライアカリとの関係は?なぜ音楽活動を?今回リリースする『YAMIONE』の魅力とともに、ココロヤミの“ココロノウチ”を覗かせてもらった。

 

「YAMIONE」
ココロヤミ

通常

 

心の闇や病みが出しやすい、HIPHOPが一番私らしくいられる

――ミライアカリさんとはご友人とのことですが、深い繋がりを感じます。改めて関係性を教えてください。

ココロヤミさん(以下、ココロヤミ):私は・・・・ミライアカリの寄生虫です。ミライアカリの体内で生まれ、育ち、ミライアカリの収入を元に生き、音楽活動のための出資もしてもらっています。感謝。謝謝。ありがとー。今回リリースするアルバムが売れたら、私が大好きなメロンクリームソーダを奢ってあげたいな。身体の構造としては、ミライアカリが負の感情を蓄積すればするほど私の血となり肉となります。今までは、私専用のボディはなかったはずなのですが、アカリの負の感情がここ数年で膨れ上がって、気づいたら自我を持ち実体化していました。やったー。

 

――デビューの伏線は何度かYouTube上でもあったようですが、以前からアーティスト活動をする意思はありましたか?どうしてこのタイミングで活動を開始しようと思ったのでしょう?

ココロヤミ:全くないです。喋るのが得意じゃないから、歌を通して喋らせてもらっているだけです。その思いは今も変わりません。ただ、そろそろバーチャルの世界を残滅しなければ、私の予定が狂うので活動し始めました。今回は4つのジャンルで活動しますが、話すのが苦手な私でも、ファッション、アート、グラフィティ、HIPHOPなら素直に気持ちを表現できるかなと思ったんです。

 

――音楽活動だけ“HIPHOP”と音楽ジャンルに指定が入っていますね。なぜJ-POPや他ジャンルではなく、“HIPHOP”を選ばれたのでしょうか?

ココロヤミ:一番私らしくいられるからでしょうか。“心の闇や病み”を出しやすくて・・・最高っす。音楽性も、アカリと違いは特にない、と思っています。もしかすると、私の楽曲はメロディや歌詞がダーティーに聞こえるかもしれませんが、“誰かのHAPPYを望んでいる”ことは、アカリと変わらないところだと思います。ただ、着地点まで辿り着く方法が全然違う感じかな。

 

――音楽はよく聴きますか?どんな時に音楽を聴きたくなりますか?お気に入りの音楽も教えてほしいです。

ココロヤミ:音楽はよく聴きますね。特に夕方から夜にかけて、真夜中の2時に聴きたくなります。ティミー・トランペットがとにかく大好きで、彼自身が音楽を心から楽しんでいることが楽曲を聴いたり、パフォーマンスを見ていると伝わってきて本当にらぶい。「The King」という曲が特に好きですね。スティーブ・アオキの「Rave」もアゲアゲ、KSHMRの「Ininna Tora」もイケイケです。

「The King」
Timmy Trumpet & Vitas

通常

「Rave feat. Kris Kiss( feat.Kris Kiss)」
Steve Aoki & Showtek & MAKJ

通常

「Timmy Trumpet x KSHMR x Mildenhaus」
Ininna Tora

通常

 

あとは、ヘルシーな雰囲気のなかにセクシーさも兼ね備えていて、自分たちの魅せ方がとっても上手なBLACK PINKも好き。そして、なんと言われようと自分の世界観を大切にしている宇多田ヒカルは、神。

 

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